オンライン英語コーチングスクール、スピークアップ(SPEAK UP)。その中心に立つのが、インド出身の実業家であり英語指導者でもあるサチン・チョードリー氏だ。英語が話せるようになりたいと願う多くの日本人が、彼のメソッドに出会って学び直しの一歩を踏み出している。では、このサチン・チョードリーとはいったいどのような人物なのか。経歴と指導哲学の両面から、その横顔をたどってみたい。
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外交官の父とともに見た、日本という国
サチン・チョードリー氏は1973年、インドのニューデリーに生まれた。日本との縁は幼少期にさかのぼる。外交官だった父に連れられて初めて来日し、当時はバブル経済の絶頂期。少年の目に、きらびやかな東京の街並みは強烈な印象として焼きついたという。
その鮮烈な記憶は、彼を再び日本へと向かわせた。以来、日本に拠点を置いて活動を続け、その期間は30年以上に及ぶ。インドと日本、二つの国を深く知り、英語と日本語を自在に行き来できる稀有な感覚は、こうした長い年月の中で培われたものだ。
ビジネスの最前線で磨かれた、実用本位の英語
サチン氏の肩書きは英語講師にとどまらない。法人および個人向けに経営コンサルティングや講演・研修事業を手がけるAVS株式会社の代表取締役会長を務める、現役の実業家である。投資家としての顔も持ち、近年はビジネスメディアにも登場している。
注目すべきは、その英語指導の実績だ。パナソニック、アクセンチュア、日産、NEC、富士通、三井住友銀行コンサルティング、東芝、日立をはじめとする大手62社で、英語と異文化コミュニケーションの研修を担ってきた。学校の教室で学ぶ英語ではなく、国際ビジネスの現場で実際に成果を出すための英語。彼が教えるのは、あくまで使える実用本位の英語なのである。
なぜインド人は英語に強いのか、という問い
サチン氏の指導の根底には、母国インドで育まれた英語観がある。インドは世界でも有数の英語人口を抱え、グローバル企業のトップにもインド出身者が数多く名を連ねる。彼はその背景を、英語を試験のための科目としてではなく、人とつながるための道具として捉えてきた点に見ている。
この視点から、彼は日本人が英語を話せずにいる理由を冷静に分析する。受験を目的とした学習に偏ってきたこと、日常で英語を必要とする場面が乏しいこと、そして英語に触れる習慣そのものが根づいていないこと。問題は能力ではなく、学ぶ目的と環境にあるという指摘は、多くの学習者の胸に刺さるものだ。
教える人ではなく、伴走する人
サチン氏が自身の役割をどう位置づけているかは、彼の指導スタイルをよく物語っている。彼が目指すのは、知識を一方的に授ける教師ではなく、学習者の隣で走り続けるコーチだ。もともと人のモチベーションを高め、自己実現を後押しするコーチとして活動してきた経歴が、英語指導にもそのまま生かされている。
語学の習得において最大の壁となるのは、知識の不足よりもむしろ継続の難しさである。だからこそ彼は、英語を身につけて何を成し遂げたいのかという明確なゴールを描くこと、そしてやる気を保ちながら学びを続ける力を何より重視する。技術と同じくらい心の在り方を大切にする姿勢が、彼のコーチングの核を成している。
スピークアップに込めた哲学
こうした思想が一つの形になったのが、スピークアップ(SPEAK UP)だ。このスクールでサチン氏が教えるのは、非ネイティブ同士が円滑に意思疎通を図るために整理された、シンプルで実用的な英語である。難解な構文や膨大な語彙を追いかけるのではなく、本当に使う表現を一日ひとつずつ着実に積み上げていく。
そしてプログラムの名が示すとおり、学んだ言葉を声に出すことが何より重視される。頭にしまい込んだ知識は会話では役に立たない。実際に口を動かし、伝わる手応えを積み重ねることでしか、英語は自分のものにならない。一日一フレーズを声に出し、習慣として根づかせていくこの設計には、現場で英語を使い続けてきた彼ならではの確信が込められている。
著書・メディアで広がる発信
サチン氏の活動は教室の外にも大きく広がっている。インドに伝わる問題解決の知恵ジュガールを日本に紹介し、ロングセラーとなった『大富豪インド人のビリオネア思考』をはじめ、『会話はインド人に学べ!』『MAKE LUCK 「運がいい人」になるための小さな習慣』など、ビジネスと習慣形成をテーマにした著書を多数世に送り出してきた。
テレビ東京の経済番組や日本テレビの報道番組など、メディア出演も重ねている。無料のオンライン英語番組も運営し、その登録者は10万人を超えた。受講者からは、説明がわかりやすい、人柄が親しみやすい、会うと元気をもらえるといった声が多く寄せられており、エネルギッシュで前向きな人物像がうかがえる。
まとめ
サチン・チョードリー氏は、二つの国を知る実業家であり、ビジネスの最前線で英語を使い続けてきた実践者であり、人の継続を支えるコーチでもある。その複眼的な経験のすべてが、スピークアップ(SPEAK UP)という学びの場に注ぎ込まれている。
英語が話せないのは才能の問題ではなく、目的と習慣の問題だ。声を上げてこそ言葉は動き出す。彼が発し続けるこのメッセージは、過去に挫折を重ねてきた学習者にとって、もう一度前を向くための確かな後押しになるだろう。





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